『大きなシステムと小さなファンタジー』

『大きなシステムと小さなファンタジー』
「あなたの雇い主は、実はシステムなのだ。」
──システムの力が強くなると、あなたが、時間が、関係性が、ことばが、手段になる。すべてが利用価値ではかられるようになる。現代の生きづらさの原因はここにある。
あなたがあなたであることから、それを互いに受け止め合うことから、やり直せないか。
クルミドコーヒーで、ぶんじ寮で、国分寺で。
何かとたたかうのではなく、何かを変えようとするのではなく、軽やかに、遊ぶように、「もう一つの道」を切り拓いてきた著者による、実践の記録。未来への展望。
種が土と出会い、芽を出し、やがて木へと育つように。一本の木が、まわりのいのちと関わりながら生態系を育み、やがて森へと育つように。
解き放とう、あなた自身を。
「一つ一つのいのちが大切にされる社会」はもう、すぐそこにある。
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書 名 大きなシステムと小さなファンタジー
著者名 影山知明
出版社 クルミド出版
発行日 2024年12月1日
サイズ 四六版
ページ 480P
ISBN 978-4-9907583-8-7
装幀・装画 atelier yamaguchi(山口桂子、山口吉郎)
印刷・製本 藤原印刷活版印刷 日光堂
影山知明(かげやま・ともあき)
1973年、東京・西国分寺生まれ。
東京大学法学部卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー社を経て、独立系ベンチャーキャピタルの創業に参画。その後、株式会社フェスティナレンテとして独立。
2008年、生家を建て替え、多世代型シェアハウス「マージュ西国分寺」を開設。1階には、こどもたちのためのカフェ「クルミドコーヒー」を開業。2017年には、2店舗目となる「胡桃堂喫茶店」をオープンさせた。
店を拠点として、まちの仲間と共に、クルミド出版、胡桃堂書店、クルミド大学、クルミド/胡桃堂の朝モヤ、地域通貨ぶんじ、ぶんじ寮等を事業化。
開かれた場づくりから、一つ一つのいのちが大切にされる社会づくりに取り組む。
著書に、『ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~』(大和書房)。
X:@tkage(https://x.com/tkage)